君子は器(き)ならず。(為政)
君子不器。
「君子というものは、特定の使いみちだけしかないような人間であってはならない」
器とは、わかりやすくいえば道具である。茶碗も器だし、土瓶も器である。ところが、茶碗は茶碗の用途しかないし、土瓶は土瓶の用にしか使われない。土瓶にご飯を盛ることはできないし、茶碗にお茶を入れて湯呑みに注ぐというのもおかしい。
君子たるものは、そのように特定の役にしかたたない人間、つまり一種の専門バカであってはいけないということである。
1月24日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
君子というのはかたよった人ではないということですね。
専門バカも捨てがたいですが君子は別ということです。
経営者はそっちをめざさないといけませんね。
今日も一日がんばります。