君子は食飽(あ)くことを求むる無く、居安きことを求むる無し。(學而)
君子食無求飽、居無求安。
「りっぱな人間は、食事は腹八分にとどめ、住居はぜいたくを求めないものである」
その次に、孔子はこうつづけている。
「事に敏して言を慎み、有道に就きて正す。学を好むと謂うべきのみ」
”やるべき仕事をきちんとし、発言には責任をもつ、さらにその道の先達に師事する。こうあれば学問好きだといえるだろう”
誰だってうまい物を腹いっぱい食べたいし、いい家に住みたい。だが、そういう欲望はほどほどにして任務の遂行の完遂と修養につとめるべきだ。
1月14日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。