未だ其の人を見ざるなり|11月20日のことです。

11月20日、今日の論語一日一言です。

孔子曰わく、善を見ては及ばざるが如くし、不善を見ては湯を探るが如くす。吾其の人を見る、吾其の語を聞く。(季氏第十六)

こうしいわく、ぜんをみてはおよばざるがごとくし、ふぜんをみてはゆをさぐるがごとくす。われそのひとをみる、われそのごをきく(きしだいじゅうろく)

【訳】
先師が言われた。
「善いことを見ては、追いつけないかのようにそれに向かって努力し、悪いことを見ては、熱い湯に手を入れたように急いで改める。私は、そのようにする人を見、また、そういう言葉を聞いたことがある」

”世の出て、正しい志を実現していくことはやさしくない”と論語コンプリートにあります。

よい行いは徹底的に追いかけてみて、悪い行いはすぐ引っ込めるのが重要ですね。

そう考えると人にも言えることかもしれませんね。

人で考えるとよい行いをしている尊敬できる人を追っかけまねして、あまり共感できない人は深入りしないことが重要にも感じます。

熱いお湯に手を入れるかのようにするというのはすごい速さ感じますが

やけどしないようにするには重要ですね。

今日も一日がんばります。