民信無くば立たず|7月31日のことです。

7月31日、今日の論語一日一言です。

古自り皆死有り、民信無くば立たず。(顔淵第十二)

いにしえよりみなしあり、たみ、しんなくんばたたず。(がんえんだいじゅうに)

伊與田覺先生の解説です。

「昔から食の有無にかかわらず、人は皆死ぬものだ。しかし人に信がなくなると、社会はなりたたない」

子貢、政を問う。子曰わく、食を足し兵を足し、民之を信にす。
子貢曰わく、必ず已むを得ずして去らば、斯の三者に於て何れをか先にせん。曰わく、兵を去らん。
曰わく、必ず已むを得ずして去らば斯の二者に於て何れをか先にせん。曰わく、食を去らん。古自り皆死有り、民信無くば立たず。

7月最後の論語はこちらでした。

人間はいずれ死にます。

政治ということを考えた時には道義が一番大切ということですね。

過去の日本は国民全体が貧しくても信義や道義が正しい方向に向かっていたんんでしょうね。

今のマスコミは常に不安を煽っている部分も多いと思います。

地球という大きな単位でいうと人口は増え続けていますし悲観すべことばかりではないのかもしれません。

日本という小さな単位でみると、人口減少、労働者不足など不安ではあります。

さらに、小さくしていけば、不安は増えるばかりです。

ものの見方を変える視野、視座、視点をもつことが大切ですね。

いずれ死ぬにしても信義や道義を心に持ち生きることが大切だということですね。

今日も一日頑張ります。