席正しからざれば坐せず。(郷黨)|6月19日 公開日:2020年6月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 席正しからざれば坐せず。(郷黨) 席不正不坐。 「孔子は、敷物がきちんと敷かれていなければ、座らなかった」誰かは特定していないが、この章は、門人が師のことについてのべたことばである。短い表現であるが、孔子の折目正しい姿を […] 続きを読む
食(し)は精を厭わず。膾(なます)は細きを厭わず。食の饐して、餲せると魚の餧して肉の敗れたるは食わず。|6月18日 公開日:2020年6月18日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 食(し)は精を厭わず。膾(なます)は細きを厭わず。食の饐して、餲せると魚の餧して肉の敗れたるは食わず。 食不厭精、 膾不厭細、 食饐 餲、 魚餒而肉敗不食、 色惡不食、 臭惡不食、 失飪不食、 不時不食、 不正不食、 不 […] 続きを読む
君子は紺緅(かんしゅう)を以て飾らず。紅紫(こうし)は以て褻服(せっぷく)と為さず。暑に当たりて袗の絺綌(ちげき)、|6月17日 公開日:2020年6月17日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は紺緅(かんしゅう)を以て飾らず。紅紫(こうし)は以て褻服(せっぷく)と為さず。暑に当たりて袗の絺綌(ちげき)、 君子不以紺緅飾。紅紫不以為褻服。當暑袗絺綌、(必表而出之。) 「君子は紺や朱鷺色で襟や袖のふちどりをし […] 続きを読む
公門に入るに鞠躬如(きくきゅうじょ)たり。容れらざるが如くす。立つに門に中せず行くに閾(しきい)を履まず。(郷黨)|6月16日 公開日:2020年6月16日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 公門に入るに鞠躬如(きくきゅうじょ)たり。容れらざるが如くす。立つに門に中せず行くに閾(しきい)を履まず。(郷黨) 入公門、鞠躬如也。如不容。立不中門。行不履閾。 「宮殿の門を入るときには、身を正し、腰をかがめ、いかにも […] 続きを読む
朝にて下大夫と言えば侃々如たり。上大夫と言えば誾々如たり。君在せば踧踖(しゅくせき)如たり、(郷黨)|6月15日 公開日:2020年6月15日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 朝にて下大夫と言えば侃々如たり。上大夫と言えば誾々如たり。君在せば踧踖(しゅくせき)如たり、(郷黨) 朝與下大夫言、侃侃如也。與上大夫言、 誾誾如也。君在踧踖如也、(與與如也。) 「朝廷で自分より下の大夫と話すときは、い […] 続きを読む
郷党に於いて恂々如たり。言うこと能わざる者に似たり。(郷黨)|6月14日 公開日:2020年6月14日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 郷党に於いて恂々如たり。言うこと能わざる者に似たり。(郷黨) (孔子)於郷黨恂恂如也。似不能言者。(其在宗廟朝廷、便便言。唯謹爾。) 「(孔子は)郷里ではたいへんおとなしく、ものもろくに言えないふうであった。(ところが、 […] 続きを読む
未だこれを思わざるなり。夫れ何の遠きことかこれ有らん。(子罕)|6月13日 公開日:2020年6月13日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 未だこれを思わざるなり。夫れ何の遠きことかこれ有らん。(子罕) 未之思也。夫何遠之有。 「本当に思っているのではないのだ。本当に思い慕っているのなら、なんの遠いことがあるものか」そのころはやった歌謡に、”唐棣の華、偏とし […] 続きを読む
与(とも)に学を共にす可し、未だ予に道に適く可からず。与に道に適く可し、未だ予に立つ可からず。(子罕)|6月12日 公開日:2020年6月12日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 与(とも)に学を共にす可し、未だ予に道に適く可からず。与に道に適く可し、未だ予に立つ可からず。(子罕) 可與共学、未可與適道。可與適道、未可與立。(可與立、未可與權。) 「一緒に勉強することはできるが、その者同士がすべて […] 続きを読む
知者は惑わず。仁者は憂えず。勇者は懼れず。(子罕)|6月11日 公開日:2020年6月11日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 知者は惑わず。仁者は憂えず。勇者は懼れず。(子罕) 知者不惑。仁者不憂。勇者不懼。 「知者は迷わない。仁者は心配しない。勇者は恐れない」”知者”とは、物事の道理をわきまえた人である。この人たちは現状をよく認識しているし、 […] 続きを読む
三軍の師(すい)を奪う可なり。匹夫も志を奪う可からざるなり。(子罕)|6月9日 公開日:2020年6月9日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 三軍の師(すい)を奪う可なり。匹夫も志を奪う可からざるなり。(子罕) 三軍可奪師也。匹夫不可奪志也。 「どんな大事でも、その司令官をつかまえることはできる。だが、どんなつまらない男でも、その志を奪いとることはできない」” […] 続きを読む