年別: 2019年
君子の道四有り 子、子産を謂う。君子の道四有り。其の己の行うや恭、其の上に事うるや敬、其の民を養うや恵、其の民を使うや義。(公冶長第五) し、しさんをいう。くんしのみちよっつあり。そのおのれのおこなうやきょう。そのうえに […]
何を以て之を文と謂う 子貢曰わく、孔文子は何を以て之を文と謂うや、子路曰わく、敏にして学を好み、下問を恥じず、是を以て之を文と謂うなり。(公冶長第五) しこういわく、こうぶんしはなにをもってこれをぶんというや。しろいわく […]
唯聞く有らんことを怒る 子路、聞くこと有りて、未だ之を行うこと能わざれば、唯聞く有らんことを怒る。(公冶長第五) しろ、きくことありて、いまだこれをおこなうことあたわざれば、ただきくあらんことをおそる。(こうやちょうだい […]
得て聞くべからざるなり 子貢曰わく、夫子の文章は得て聞くべきなり。夫子の性と天道と言うは、得てきくべからざるなり。(公冶長第五) しこういわく、ふうしのぶんしょうはえてきくべきなり。ふうしのせいのてんどうというのは、えて […]
其の言を聴きて其の行を観る 子曰わく、始め吾人に於けるや、其の言を聴きて其の行を信ず。今吾人に於けるや、其の言を聴きて其の行を観る。(公冶長第五) しのたまわく、はじめわれひとにおけるや、そのことばをききてそのおこないを […]
朽木は雕るべからず 宰予、昼寝ぬ。子曰わく、朽木は雕るべからず、糞土の牆は杇るべからず。(公冶長第五) さいよ、ひるいぬ。しのたまわく、きょうぼくはほるべからず、ふんどのしょうはぬるべからず。(こうやちょうだいご) 【訳 […]
一聞いて以て十を知る 子曰わく、如かざるなり。吾と女と如かざるなり。(公治長第五) しのたまわく、しかざるなり。われとなんじとしかざるなり。(こうやちょうだいご) 【訳】 先師が言われた。 「回には及ばないねえ。実は私も […]
一を聞いて以て十を知る① 子、子貢に謂いて曰わく、女と回と孰れか愈れる。対えて曰わく、賜や何ぞ敢て回を望まん。回や一聞いて以て十を知る。賜や一聞いて以て二をしる。(公治長第五) し、しこうにいいてのたまわく、なんじかいと […]
焉んぞ佞を用いん 或ひと曰わく、雍や、仁して佞ならず。子曰わく、焉んぞ佞を用いん。人に禦るに口給を以てすれば、屡屡人に憎まる。其の仁を知らず、焉んぞ佞をを用いん。(公治長第五) あるひといわく、ようや、じんにしてねいなら […]
吾未だ剛なる者を見ず 子曰わく、吾剛なる者を見ず。或ひと対して曰わく、申棖と。子曰わく、棖や慾あり。焉んぞ剛なるを得ん。(公治長第五) しのたまわく、われいまだごうなるものをみず。あるひとこたえていわく、しんとうと。しの […]