吾其の両端を叩いて竭くす|6月10日のことです。 公開日:2018年6月10日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 吾其の両端を叩いて竭くす 鄙夫ありて我に問うに空空如たり(ひふありてわれにとうくうくうじょたり)、吾其の両端を叩いて竭くす(われそのりょうたんをたたいてつくす)。(子罕第九) 【訳】 「もしそう(何でも知っていること)思 […] 続きを読む
吾知ること有らんや|6月9日のことです。 公開日:2018年6月9日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 吾知ること有らんや 子曰わく(しのたまわく)、吾知ること有らんや(われしることあらんや)。知ること無きなり(われしることなきなり)。(子罕第九) 【訳】 先師が言われた。 「私はなんでも知っていようか。いや知らないのだ」 […] 続きを読む
大宰我を知れるか|6月8日のことです。 公開日:2018年6月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 大宰我を知れるか 子之を聞いて曰わく(しこれをきいてのたまわく)、大宰我を知れるか(たいさいわれをしれるか)。我少かりしとき賤し(われわかかりしときいやし)。故に鄙事に多能なり(ひじにたのうなり)。君子多からんや(くんし […] 続きを読む
夫子は聖者か|6月7日のことです。 公開日:2018年6月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 夫子は聖者か 大宰(たいさい)、子貢に問うて曰わく(しこうにとうていわく)、夫子は聖者か(ふうしはせいじゃか)。何ぞ其れ多能なるや(なんぞそれたのうなるや)。子貢曰わく(しこういわく)、固に天之に縦して将に聖たらしめんと […] 続きを読む
文茲に在らずや|6月6日のことです。 公開日:2018年6月6日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 文茲に在らずや 天の未だ斯の文を喪ぼさざるや(てんのいまだこのぶんをほろぼさざるや)、匡人其の予を如何にせん(きょうひとそのわれをいかんにせん)。(子罕第九) 「天がまだこの文(道)を滅ぼさない限り、匡の人たちは、絶対に […] 続きを読む
文茲に在らずや|6月5日のことです。 公開日:2018年6月5日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 文茲に在らずや 子、匡に畏す(し、きょうにいす)。曰わく(のたまわく)、文王既に没したけれど(ぶんおうすでにぼっしたけども)、文茲に在らずや(ぶんここにあらざるや)。天の将に斯の文を喪ぼさんとするや(てんまさにこのぶんを […] 続きを読む
子罕に利を言う|6月4日のことです。 公開日:2018年6月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子罕に利を言う 子罕に利を言う(しまれにりをいう)、命とともにし(めいとともにし)、仁とともにす(じんとともにす)。(子罕第九) 【訳】 「先師はまれに利益について言われた。そのときには、常に天の命や人の道の本である仁に […] 続きを読む
学は及ばざるが如くする|6月3日のことです。 公開日:2018年6月3日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 学は及ばざるが如くする 子曰わく(しのたまわく)、学は及ばざるが如くするも(がくはおよばざるがごとくするも)、猶之を失わんことを恐る(なおこれをうしなわんことをおそる)。(泰伯第八) 先師が言われた。 「学問は常に及ばな […] 続きを読む
吾は之を知らず|6月2日のことです。 公開日:2018年6月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 吾は之を知らず 子曰わく(しのたまわく)、狂にして直ならず(きょうにしてちょくならず)、侗にして愿ならず(どうにしてげんならず)、悾悾にして信ならずんば(こうこうにしてしんならずんば)、吾は之を知らず(われはこれをしらず […] 続きを読む
其の政を謀らず|6月1日のことです。 公開日:2018年6月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 其の政を謀らず 子曰わく(しのたまわく)、其の位に在らざれば(そのくらいにあらざれば)、其の政を謀らず(そのまつりをはからず)。(泰伯第八) 先師が言われた。 「現在その地位に居らなければ、みだりにその職務上のことについ […] 続きを読む