礼に非ざれば視ること勿れ|7月18日のことです。

礼に非ざれば視ること勿れ

顔淵曰わく、講う、其の目を問わん。子曰わく、礼に非ざれば視ること勿れ、礼に非ざれば聴くこと勿れ、礼に非ざれば言うこと勿れ、礼に非ざれば動くこと勿れ。

がんえんいわく、こう、そのもくをとわん。しのわまわく、れいにあらざればみることなかれ、れいにあらざればきくことなかれ、れいにあらざればいうことなかれ、れいあらざればうごくことなかれ。

【訳】
顔淵がさらに尋ねた。
「それではその仁の実践方法を教えてください」
先師が言われた。
「礼に外れたことは視ないように、礼に外れたことは聴かないように、礼に外れたことは言わないように、礼に外れたことは行わないようにすることだ」

7月18日、今日の論語一日一言です。

”自分に勝ち、礼に従った行いをする”と論語コンプリートにあります。

こうも言えるのでしょうか。

思いやりから外れているようなことを極力見ないようにする。
思いやりから外れているようなことを極力聞かないようにする。
思いやりから外れているようなことを絶対に行わないようにする。

仁が思いやりだとすれば礼はその実践方法みたいに思えてきます。

常に感謝と思いやりでいれば大抵のことはなんとかなりそうです。

しかし、それが簡単でないから問題ですよね。

人のせいにしない思考を身につけたいです。

今日も一日がんばります。