法語の言、能く従うこと無からんや。これを改むるを貴しと為す。(子罕)|6月8日

法語の言、能く従うこと無からんや。これを改むるを貴しと為す。(子罕)

法語之言、能無従乎。改之爲貴。(巽與之言、能無説乎。繹之爲貴。)

「筋道の通った正しい言葉には、従わずにはおれない。だが、ただ従うだけでなく、自分の行ないを改めるよすがにするのが大事だ。(やさしい言葉には、嬉しがらずにおれない。だが、ただ嬉しがるだけでなく、その真意を尋ねることが大事だ。)」
かっこ内は、”巽与(そんよ)の言は、能く説(よろこ)こと無からんや。これは繹ぬるを貴(たつと)しと為す”と読む。
この章は、人の意見を聞くときの心得である。
”法語の言”とは法則にかなった正しい言葉。”巽与の言”とは婉曲でやさしい言葉。

6月8日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

良い言葉や嬉しい言葉を聞いて喜んでいるだけではだめですね。

そこから自分の行動を変えることをしなければなりません。

だいたいの場合そうだそうだと感じてもなかなか変わりません。

一つでも二つでもなんとかしたいものですね~。

今日も一日がんばります。