有子曰く、礼の用は和を貴(たっと)しと為す。(學而)|1月12日

有子曰く、礼の用は和を貴(たっと)しと為す。(學而)

有子曰、禮之用、和爲貴。

「礼をじっさいに運用するにあたっては、人と人との和がいちばん貴いのである。と有子はいった」
”礼”とは冠婚葬祭の儀礼、朝廷や役所の祭祀や諸行事を含んでいる。
ところで、この”礼”は、ややもすると形式に流れやすい。そのために人間関係を悪くさせることがある。その弊害を除くためにも、和がだいじである。なぜなら、なにをするにしても人と人との和がないとダメだからである。十七条憲法でも”以和爲貴”を第一条にしている。

1月12日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

論語コンプリートには”親しき仲にも礼儀ありう。いつも礼と和の調和を図ること”とあります。

礼は礼儀、和は調和。

形からも大事なこともありますが一番は調和が大事ですね。

人との調和をとるために必要なのが礼です。

仲良くなろう、相手を敬おうということ。

そういう気持ちが強くなれば自然と出てくるものかもしれません。

今日も一日がんばります。