我人の諸(これ)を我に加うるを欲せざるや、吾も亦諸(これ)を人に加うるなからんや欲す。(公治長)|3月17日

我人の諸(これ)を我に加うるを欲せざるや、吾も亦諸(これ)を人に加うるなからんや欲す。(公治長)

(子貢曰)、我不欲人之加諸我也、吾亦欲無加諸人。

「人からされたくないと思っていることは、わたくしの方でも、差し控えたいと思っております。(と、子貢がいった)」
子貢のこのことばに、孔子はこう答えている。
「賜(子貢)よ、お前さんにはまだ無理だよ」
子貢は孔子の門弟のなかでもよくできた男だが、才気に過ぎるところがあった。その欠点を孔子はよくたしなめている。この章もその例だが、言うは易し行なうのは難しいぞ、とはげましのことばであろう。
同じ趣意の警句が顔淵篇にもでてくる。

3月17日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

子貢は愛すべきキャラですね。

弁舌に優れた弟子とされていますがちょいちょい怒られています。

人から自分がされては嫌なことは他人にもしない。

たしかにそうありたいと思うのですがそう簡単でもありませんね。

要らぬ説教などされたくないと思いますがときにはしてしまいますね。

偉そうにしゃべる自分に嫌気が指すこともあります。

やめましょう。

明日も一日がんばります。