徳を好むこと、色を好むが如く|6月22日のことです。

徳を好むこと、色を好むが如く

子曰わく、吾未だ徳を好むこと、色を好むが如くする者を見ざるなり。(子罕第九)

しのたまわく、われいまだとくをこのむこと、いろをこのむがごとくするものをみざるなり。(しかんだいきゅう)

【訳】
先師が言われた。
「私はまだ色事を好むほど徳を好む者を見たことがない」

6月22日、今日の論語一日一話です。

”徳は色と同じように人にとって重要である”と論語コンプリートにあります。

論語勉強会も34回目ということで大変盛会に終わり久々に参加できてよかったです。

素読のをたくさんの人でやることがまたいいことです。

人間の本能に打ち勝つのは並大抵のことではありませんね。

それは今も昔も変わらなんでしょう。

聖人君子はそういうものに打ち勝った人ともいえるかもしれませんね。

自分のいいたいことをいい自分のやりたいことだけやる。

こういう人と付き合えないものです。

しかし、人間は自分勝手だということも頭に入れとかないといけませんね。

今日も一日がんばります。