己を脩めて以て百姓を安んず|10月6日のことです。

己を脩めて以て百姓を安んず

曰わく、斯くの如きのみか。曰わく、己を脩めて以て百姓を安んず。己を脩めて以て百姓を安んずるのは、堯・舜も其れ猶諸を病めり。(憲門第十四)

いわく、かくのごときものか。のたまわく、おのれをおさめてもってひゃくしょうをやすんず。おのれをおさめてもってひゃくしょうをやすんずるは、ぎょう・しゅんもそれなおこれをやめり。(けんもんだいじゅうよん)

【訳】
子路はなお「それだけでしょうか」と尋ねた。
先師は「自分を修めて天下万民を安んずることだ。天下万民を安んずることは、堯舜のような聖天子でも、頭を悩まされたことだ」と答えられた。

10月6日、今日の論語一日一言です。

”世の中をよくしていくことは、自分が修養し、向上することから始まる”と論語コンプリートにあります。

自分を修める。修身。

自分の行いを正しくするようにつとめる。

天下万民というとそれこそとても難しい問題です。

でも考えることはいいことだとも思います。

人それぞれに育った環境も違うし同じ話を聞いていても捉え方も様々。

自分の行いから改める必要がありますね。

今日一日がんばります。