多しと雖も亦奚を以て為さん|8月24日のことです

多しと雖も亦奚を以て為さん

子曰わく、詩三百を誦し、之を授くるに政を以てして達せず、四方に使して専対すること能わざれば、多しと雖も亦奚を以て為さん。(子路第十三)

しのたまわく、しさんびゃくをしょうし、これをさずくるにまつりごとをもってしてたっせず、しほうにつかいしてせんたいすることあたわざれば、おおしといえどもまたなにをもってなさん。(しろだいじゅうさん)

【訳】
先師が言われた。
「詩経にある三百篇の詩を暗唱しているからといって、政治を任せてもその任を果たすことができず、四方の国々へ使いして、自分の責任において応対することができないようでは、いかに(詩の暗誦が)多くとも、何の役に立とうか」

8月24日、今日の論語一日一言です。

”勉強だけできても実践できない者は何の役にも立たない”と論語コンプリートにあります。

実践できなければ何の意味もない。

たしかにそうです。

どんなに論語や孟子を読んだり、セミナーに出たりしてもです。

ただ、やらないよりはというのもあります。

だから、日々三省することが大事だとも思います。

役に立たせるためには続けることしか今はできませんが。

今日も一日がんばります。