君子に侍るに三愆有り|11月15日のことです。

11月15日、今日の論語一日一言です。

孔子曰わく、君子に侍るに三愆有り。言未だ之に及ばずして言う、之を躁と謂う。言之に及びて言わざる、之を隠と謂う。未だ顔色を見ずして言う、之を鼙と謂う。(季氏第十六)

こうしのたまわく、くんしはべるにさんゆうあり。げんいまだこれにおよばずしていう、これをそうという。げんこれにおよびていわざる、これをいんという。いまだがんしょくをみずしていう、これをこという。

【訳】
先師が言われた。
「君子のお側にいて犯し易い三つ誤りがある。言うべきときでないのに言うのを、がさつという。言わなければならないのときにはに言わないのを、隠すという。まだ相手の顔色も見ないでいうのを謷という。」

”目上の人と話す時には注意がいる”と論語コンプリートにあります。

様々なディスカッションの場所で目上の人というものはいるものですがスバっとものを言ってしまうときがあります。

気を付けなければなりませんね。

話の途中で割り込んだり、話変えられてもだまっていたり、相手の顔色を見ずに話したりと思いあたるふしもありますね。

目上の人に限らず、人と話をするときは気をつけましょう。

今日も一日がんばります。