君、臣を使うに礼を以てす|2月12日のことです。

2月12日、今日の論語一日一言です。

定公問う、君、臣を使い、臣、君に使うること、之を如何にせん。孔子対えて曰わく、君、臣を使うに礼を以てし、臣、君に事うるに忠を以てす。(八佾第三)

ていこうとう、きみ、しんをつかい、しん、きみにつかうること、これをいかんにせん。こうしこたえてのたまわく、きみ、しんをつかうにれいをもってし、しん、きみにつかうるにちゅうをもってす。(はちいつだいさん)

【訳】
定公(魯の君主)が先師に尋ねられた。
「君が臣を使い、臣が君に仕えるには、どうすればよいか」
先師が答えられた。
「君は礼を以て臣を使い、臣は忠(まこと)を以て君に仕えれば宜しいと思います」

”いい加減な主従関係では何もよいものは生まれない”と論語コンプリートにあります。

何事も礼がまず先ですね~。

礼が無ければ、当然忠になりません。

国のトップや会社のトップ、上の人は思いやりをもって人に接しなければいけないと孔子様いっていますね。

そうすれば、自然と忠義というものが生まれるような気もします。

定公は孔子様の助言をよく聞いたのと書かれていました。

それを実践したのでしょうか。

今日も一日がんばります。