凡そ生まれて人たらば、宜しく人禽獣に異る所以を知るべし。蓋し人には五倫あり、而して君臣父子を最も大なりと為す。
安政二年三月「士規七測」

だいたい、人間としてこの世に生を受けたのであれば、当然、人間が鳥や獣とちがう訳を知るべきである。まさしく、人間には五倫、つまり、父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信という、人の常に守るべき五つのありようがある。その中でも君臣と父子の在り方が最も大切なものである。

私にはとてもグサッのある言葉です。

鳥や獣と違う理由があるはずですね。人間として生まれることですら当たりまえではないと感じることができればすべてに感謝や思いやりをもつことができるのかもしれません。