五美と四悪|12月26日のことです。

12月26日、今日の論語一日一言です。

子張孔子に問うて曰わく、何如になれば斯れ以て政に従うべき。子曰わく、五美を尊び四悪を屏くれば、斯れ以て政に従うべし。(堯曰第二十)

しちょうこうしにとうていわく、いかなればこれもってまつりごとにしたがうべき。しのたまわく、ごびをたっとびしあくをしりぞくれば、これもってまつりごとにしたがうべし。(ぎょうえつだいにじゅう)

【訳】
子張が先師尋ねた。
「どのようにすれば政治立派にやっていくことができましょうか」
先師が答えられた。
「五美を尊び、四悪をしりじけることだ」

”政治にたずさわる者の心得”と論語コンプリートにあります。

五つの美徳、四つの悪。

1、君子は国民に恵深いものだが、持っている財産を無駄に労費してはならない。
2、君子は国民に骨折りの仕事をさせるが、うらまれることはない。
3、君子にも欲望はあるが、他人のものを貪り求めはしない。
4、君子は泰然としているが、おごり高ぶることはない。
5、君子は威厳があるが、他人には猛々しくはない。

以上が美徳である。

とあります。

政治を目指すのはとても大変なことですが、このような政治家が今いるのでしょうか。

世襲のような議員が多く、ほど遠い方も多い気がしますね。

政治の問題はやはり国民の無関心が及ぼすものかもしれません。

どうせ何も変わらない。

だれしもがリーダーということも教えられました。

関心をもっていくことも大切ですね。

今日も一日がんばります。