「論語」の記事一覧
12月12日、今日の論語一日一言です。 君子も亦悪むこと有りや 子貢問うて曰わく、君子も亦悪むこと有りや。子曰わく、悪むこと有り。人の悪を称する者を悪む。下に居て上を訕る者を悪む。勇にして礼無き者を悪む。果敢にして塞がる […]
義以て上と為す子曰わく、君子義以て上と為す。君子、勇有りて義無ければ乱を為す。小人、勇有りて義なければ盗を為す。(陽貨第十七)しのたまわく、くんしぎもってじょうとなす。くんし、ゆうありてぎなければらんをなす。しょうじん、 […]
天何をか言うや 子曰わく、天何をか言うや、四時行われ百物生ず。(陽貨第十七) しのたまわく、てんなにおかいうや、しじおこなわれひゃくぶつしょうず。(ようかだいじゅうなな) 【訳】 先師が言われた。 「天は何を言うだろうか […]
古者、民に三疾有り 子曰わく、古者、民に三疾有り。今や或は是れ亡きなり。古の狂や肆、今や狂や蕩。古の矜や廉、今の矜や忿戻。古の愚や直、今や愚や詐のみ。(陽貨第十七) しのたまわく、いにしえ、たみにさんしつあり。いまやある […]
鄙夫は與に君に事うべけんや 子曰わく、鄙夫は與に君に事うべけんや。其の未だ之を得ざれば、之を得んことを患え、既に之を得れば、之を失わんことを患う。苟くも之を失わんことを患うれば、至らざる所無し。(陽貨第十七) しのたまわ […]
道に聴きて塗に説く 子曰わく、道に聴きて塗に説くは、徳を之れ棄つるなり。(陽貨第十七) しのたまわく、みちにききてみちにとくは、とくをこれすつるなり。(ようかだいじゅうなな) 【訳】 先師が言われた。 「道端でいいことを […]
郷原は徳の賊なり 子曰わく、郷原は徳の賊なり。(陽貨第十七) しのたまわく、きょうげんはとくのぞくなり。(ようかだいいじゅうなな) 【訳】 先師が言われた。 「八歩美人は徳を損なうものだ」 12月6日、今日の論語一日一言 […]
色厲しくして内荏なるは 子曰わく、色厲しくして内荏なるは、諸を小人に譬うれば、其れ猶穿窬の盗のごときか(陽貨第十七) しのたまわく、いろはげしくしてうちやわらかなるは、これをしょうにんにたとうれば、それなおせんゆのとうの […]
何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや② 邇くしては父に事え、遠くしては君に事え、多く鳥獣草木の名を識る。(陽貨第十七) ちかくしてはちちにつかえ、とおくしてはきみにつかえ、おおくちょうじゅうそうもくをしる。(ようかだいじゅうなな) […]
何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや① 子曰わく、小子、何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや。詩は以て興すべく、以て観るべく、以て郡すべく、以て怨むべし。(陽貨第十七) しのたまわく、しょうし、なんぞかのしをまなぶことなきや。しはもっておこ […]