「論語」の記事一覧
何の陋しきか之有らん 子曰わく(しのたまわく)、君子之に居らば(くんしこれにおらば)、何の陋しきか之有らん(なんのいやしきかこれあらん)。(子罕第九) 【訳】 先師が言われた。 「君子がそこに(東方の未開の地)に住めば、 […]
我は賈を待つ者なり 子曰わく(しのたまわく)、之を沽らんかな(これをうらんかな)、之を沽らんかな(これをうらんかな)。我は賈を待つ者なり(われはこをまつものなり)。(子罕第九) 【訳】 先師が言われた。 「売りたいなあ。 […]
子の疾病なり 且つ予其の臣の手に死なん與りは(かつわれそのしんのてにしなんよりは)、無寧二三子の手に死なんか(むしろにさんしのてにしなんか)。且つ予縦い大葬を得ずとも(かつわれたといたいそうをえずとも)、予道路に死なんや […]
子の疾病なり 臣無くして(しんなくして)臣有りと為す(しんありとなす)。吾誰かを欺かん(われだれかをあざむかん)。天を欺かんか(てんをあざむかんか)。(子罕第九) 【訳】 「家来がないのにあるように見せかけるとはなんたる […]
子の疾病なり 子の疾病なり(しのやまいおもきなり)。子路(しろ)、門人をして臣たらしむ(もんじんをしてしんたらしむ)。病(やまい)、間なるときに曰わく(かんなるときにいわく)、久しいかな(ひさしいかな)。由の詐を行うや( […]
仰げば彌高く 既に吾が才を竭くせり(すでにわがさいをつくせり)。立つ所有りて卓爾たるが如し(たつところありてたくじたるがごとし)。之に従わんと欲すと雖も(これにしたがわんとほっすといえども)、由末きのみ(よしなきのみ)。 […]
仰げば彌高く 夫子(ふうし)、循循然として善く人を誘う(じゅんじゅんぜんとしてよくひとをいざなう)。我を博むるに文を以てし(われをひるむるにぶんをもってし)、我を約するに礼を以てす(われをやくするにれいをもってす)。罷め […]
仰げば彌高く 顔淵(がんえん)、喟然として歎じて曰く(きぜんとしてたんじていわく)、之を鑽れば彌高く(これをきればいよいよたかく) 之を仰げば彌堅し(これをあをげばいよいよかたし)。之を瞻る前に在り(これをみるまえにあり […]
鳳鳥至らず、 河、図を出さず 6月12日の論語一日一話です。 子曰わく(しのたまわく)、鳳鳥至らず(ほうちょういたらず)、河(か)、図を出さず(とをいださず)。吾巳んぬるかな(われやんぬるかな)。(子罕第九) 【訳】 先 […]
子、四を絶つ 子、四を絶つ(し、よんをたつ)。意毌く(いなく)、必毌く(ひつなく)、固毌く(こなく)、我毌く(がなく)。(子罕第九) 【訳】 先師は常に私意、執着、頑固、自我の四つを絶たれた。 6月11日の論語一日一話で […]