「論語増補版」の記事一覧
仁に里るを美と為す 子曰わく、仁に里るを美と為す。択びて仁に処らずんば、焉んぞ知なるを得ん。(里仁第四) しのたまわく、じんにおるをびとなす。えらびてじんにおらずんば、いずんぞちなるをえん。(りじんだいよん) 【訳】 先 […]
吾何を以てか之を観んや 子曰わく、上に居りて寛ならず、礼を為して敬せず、喪に臨みて哀しまずんば、吾何を以てか之を観んや。(八佾第三) しのたまわく、かみにおりてかんならず、れいをなしてけいせず、もにのぞみてかなしまずんば […]
夫子を以て木鐸を為さん 二三子、何ぞ喪うことを患えんや。天下の道無きや久し。天将に夫子を以て木鐸を為さんとす。(八佾第三) にさんし、なんぞさまようことうれえんや。てんかのみちなきやひさし。てんまさにふうしをもってぼくた […]
君に事うるに礼を尽せば 子曰わく、君に事うるに礼を尽せば、人以て諂えりと為すなり。(八佾第三) しのたまわく、きみにつかうるにれいをつくせば、ひともってへつらえりとなすなり。(はちいつだいさん) 【訳】 先師が言われた。 […]
人にして信無くんば 子曰わく。人にして信無くんば、其の可なるを知らざるなり。大車輗なく、小車軏無くんば、其れ何を以て之を行らんや。(為政第二) しのたまわく、ひとにしてしんなくんば、そのかなるをしらざるなり。だいしゃげい […]
詩三百、一言以て之を蔽う 子曰わく、詩三百、一言以て之を蔽う。曰わく、思邪無し。(為政第二) しのたまわく、しさんびゃく、いちげんをもってこれをおおう。いわく、おもいよこしまなし。(いせいだいに) 【訳】 先師が言われた […]
富みて礼を好む 子曰わく、可なり。未だ貧しくて道を楽しみ、富みて礼を好む者には若かざるなり。(学而第一) しのたまわく、かなり。いまだまずしくしてみちをたのしみ、とみてれいをこのむものにはしかざるなり。(がくじだいいち) […]
信義に近ければ、言復むべきなり 有子曰わく、信義に近ければ、言復むべきなり。共礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因ること、其の親を失わざれば、亦宗とするべきなり。(学而第一) ゆうしいわく、しんぎちかければ、げんふむべきなり […]