父母は唯(た)だ其の疾(やまい)をこれ憂(うれ)う。(為政)|1月20日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月20日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 父母は唯(た)だ其の疾(やまい)をこれ憂(うれ)う。(為政) 父母唯其疾之憂。 「親にとっては、子どもの病気がなによりも気がかりなものだ」 孟武伯(もうぶはく)が孝行について尋ねたのに対して、孔子が答えたものである。 世 […] 続きを読む
十有五(じゅゆうご)にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。(為政)|1月19日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 十有五(じゅゆうご)にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。(為政) (吾)十有五而志乎学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命。 「(わたしは、)十五歳のとき学問に志した。三十歳のとき自立 […] 続きを読む
これを道びくに徳を以てし、これを斉(ととの)うるに礼を以てすれば、恥ありて且格(かつただ)し。(為政)|1月18日 公開日:2020年1月18日 日々是好日(にちにちこれこうにち) これを道びくに徳を以てし、これを斉(ととの)うるに礼を以てすれば、恥ありて且格(かつただ)し。(為政) 道之以徳、斉之以禮、有恥且格。 「仁徳で人民を指導し、礼儀作法で人民をコントロールしていくなら、かれらもおのずから恥 […] 続きを読む
政(まつりごと)を為すに徳を以てす。譬(たとえ)えば北辰(ほくしん)の其の所に居て、衆星のこれに共(むか)うが如し。(為政)|1月17日 更新日:2020年1月18日 公開日:2020年1月17日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 政(まつりごと)を為すに徳を以てす。譬(たとえ)えば北辰(ほくしん)の其の所に居て、衆星のこれに共(むか)うが如し。(為政) 爲政以徳、譬如北辰居其所、而衆星共之。 「徳を以て政治を行なう。それはちょうど、北極星がまんな […] 続きを読む
切(せっ)するが如く磋するが如く、琢(たく)するが如く磨するが如しとは、其れ斯れを謂うか。(学而)|1月15日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月15日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 切(せっ)するが如く磋するが如く、琢(たく)するが如く磨するが如しとは、其れ斯れを謂うか。(学而) (詩云)如切如磋、如琢如磨、其斯之謂與。 「(詩経で、)”切るが如く、磋るが如く、琢つが如く、琢(う)つが如く、磨くが如 […] 続きを読む
君子は食飽(あ)くことを求むる無く、居安きことを求むる無し。(學而)|1月14日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月14日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は食飽(あ)くことを求むる無く、居安きことを求むる無し。(學而) 君子食無求飽、居無求安。 「りっぱな人間は、食事は腹八分にとどめ、住居はぜいたくを求めないものである」 その次に、孔子はこうつづけている。 「事に敏し […] 続きを読む
信、義に近ければ、言復(ふく)むべし。恭(きょう)、礼に近ければ、恥辱(ちじょく)に遠ざかる。(學而)|1月13日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月13日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 信、義に近ければ、言復(ふく)むべし。恭(きょう)、礼に近ければ、恥辱(ちじょく)に遠ざかる。(學而) (有子曰)信近於義、言可復也。恭近於禮、遠恥辱也。 「約束は道理にかんっていれば、ことばどおり履行できる。うやうやし […] 続きを読む
有子曰く、礼の用は和を貴(たっと)しと為す。(學而)|1月12日 公開日:2020年1月12日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 有子曰く、礼の用は和を貴(たっと)しと為す。(學而) 有子曰、禮之用、和爲貴。 「礼をじっさいに運用するにあたっては、人と人との和がいちばん貴いのである。と有子はいった」 ”礼”とは冠婚葬祭の儀礼、朝廷や役所の祭祀や諸行 […] 続きを読む
三年、父の道を改むる無きは、孝と謂う可(べ)し。(学而)|1月11日 公開日:2020年1月11日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 三年、父の道を改むる無きは、孝と謂う可(べ)し。(学而) 三年無改於父之道。可謂孝矣。 「父親が亡くなって喪中の三年の間、父のやり方を守るのは、孝行だといえる」 孔子は、人物評価にあたっては、父親の在世中はその志を観察し […] 続きを読む
夫子は、温、良、恭、倹、譲、以てこれを得たり(学而)|1月10日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月10日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 夫子は、温、良、恭、倹、譲、以てこれを得たり(学而) 夫子温良恭倹譲、以得之。 「先生(孔子)は、おだやかさ、すなおさ、うやうやしさ、つつましさ、へりくだり、という五つの徳によって、その地位を得られたのである」 弟子の子 […] 続きを読む