「論語一日一言」の記事一覧
君子は食飽くを求むること無し 子曰わく、君子は食飽くを求むること無く、居安きを求むること無し。事に敏して言を慎み、有道に就きて正す。学を好むと謂うべきのみ。(学而第一) しのたまわく、くんしはしょくあくをもとむることなく […]
諸に往を告げて来を知る 子曰わく、賜や、始めて與に詩を言うべきのみ。諸に往を告げて来を知る者なり。(学而第一) しいわく、しや、はじめてともにしをいうべきのみ。これにおうをつげてらいをしるものなり。(がくじだいいち) 【 […]
琢するが如く磨するが如し 子貢曰わく、詩に云う、切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如しと。其れ斯を之れ謂うのか。(学而第一) しこういわく、しにいう、せっするがごとくさするがごとく、たくするがごとくまするがご […]
富みて礼を好む 子曰わく、可なり。未だ貧しくて道を楽しみ、富みて礼を好む者には若かざるなり。(学而第一) しのたまわく、かなり。いまだまずしくしてみちをたのしみ、とみてれいをこのむものにはしかざるなり。(がくじだいいち) […]
富みて驕ること無き 子貢曰わく、貧しくて諂うこと無く、富みて驕ること無きは何如。(学而第一) しこういわく、まずしくてへつらうことなく、とみておごることなきはいかん(がくじだいいち) 【訳】 子貢が尋ねた。 「貧しくても […]
信義に近ければ、言復むべきなり 有子曰わく、信義に近ければ、言復むべきなり。共礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因ること、其の親を失わざれば、亦宗とするべきなり。(学而第一) ゆうしいわく、しんぎちかければ、げんふむべきなり […]
三年父の道を改むる無し 子曰わく、父在せば其の志を観、父没すれば其の行いを観る。三年父の道を改むる無くんば、考と謂う可し。(学而第一) しのたまわく、ちちいませばそのこころざしをみ、ちちぼっすればそのおこないをみる。さん […]
夫子は温良恭倹譲 子貢曰わく、夫子は温良恭倹譲、以て之を得たり。(学而第一) しこういわく、ふうしのおんりょうきょうけんじょう、もってこれをえたり。(がくじだいいち) 【訳】 子貢が言った。 「孔先生はお人柄がおだやかで […]
終を慎み遠きを追う 曾子曰わく、終を慎み遠きを追えば、民徳厚きに帰す。(学而第一) そうしいわく、おわりをつつしみとおきをおえば、たみのとくあつきにきす。(がくじだいいち) 【訳】 曾先生は言われた。 「親の葬儀を丁重に […]
改むるに憚ること勿れ 忠信を主とし、己の如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚ること勿れ。(学而第一) ちゅうしんをしゅとし、おのれにしかざるものをともとすることなかれ。あやまてばすなわちあらたむるにはばか […]