「旭川実践論語勉強会」の記事一覧
君子は本を務む 君子は本を務む、本立ちて道生ず。孝こう弟なる者は、其れ仁を為すの本か。(学而第一) 【訳】 「何事でもまず本を務めることが大事である。本が立てば、進むべき道は自ら開けるものだ。したがって孝弟は仁徳を成し遂 […]
上を犯すを好のむ者は鮮なし 有子曰わく、其の人と為りや、孝弟にして上を犯すを好のむ者は鮮なし。上を犯すを好まずして乱して作すを好む者は未だ之れ有らざるなり。(学而第一) ゆうしいわく、そのひととなりや、こうていにしてかみ […]
人知らずして慍みず 人知らずして慍みず、亦君子ならずや。(学而第一) ひとしらずしてうらみず、またくんしならずや。(がくじだいいち) 【訳】 「人が自分の存在を認めてくれなくても、怨むことなく、自らのなすべくことを努めて […]
朋遠方より来る 子曰わく、学びて時に之を習う、亦説ばしからずや。朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。(学而第一) しのたまわく、まなびてときにこれをならう、またよろこばしからずや。ともえんぽうよりきたるあり、またたのしか […]
命を知らざれば② 礼を知らざれば、以て立つこと無きなり。言をしらざれば、以て人を知ること無きなり。(堯曰第二十) れいをしらざれば、もってたつことなきなり。げんをしらざれば、もってひとをしることなきなり。(ぎょうえつだい […]
命を知らざれば① 孔子曰わく、命を知らざれば、以て君子たること無きなり。(堯曰第二十) こいしのたまわく、めいをしらざれば、もってくんしたることなきなり。(ぎょうはくだいにじゅう) 【訳】 先師が言われた。 「天命を知ら […]
五徳と四悪④ 令を慢くして期を致す、之を賊と謂う。之を猶しく人に與うるに、出内の吝なる。之を有司と謂う。(堯曰第二十) れいをゆるくしてきをいたす、これをぞくという。これをひとしくひとにあたうるに、すいとうのやぶさかなる […]
五徳と四悪③ 子張曰わく、何をか四悪と謂う。子曰わく、教えずして殺す。之を虐と謂う。戒めずして成るを見る、之を暴と謂う。(堯曰第二十) しちょういわく、なにをかしあくという。しのたまわく、おしえずしてころす、これをぎゃく […]
五徳と四悪② 子張曰わく、何を五美と謂う。子曰わく、君子を恵して費やさず、労して怨みず、欲して貪らず、泰に泰して驕らず、威して猛からず。 しちょういわく、なにをかごびという。しのたまわく、くんしはけいしてついやさず、ろう […]
五徳と四悪① 子張孔子に問うて曰わく、何如になれば斯れ以て政に従うべき。子曰わく、五美を尊び四悪を屏くれば、斯れ以て政に従うべし。(堯曰第二十) しちょうこうしにとうていわく、いかなればこれもってまつりごとにしたがうべき […]