己の如かざる者を友とする無かれ。過ちては則ち改むるに憚(はばか)ること勿かれ。(学而)|1月9日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月9日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 己の如かざる者を友とする無かれ。過ちては則ち改むるに憚(はばか)ること勿かれ。(学而) 無友不如己者。過則勿憚改。 「自分より劣った人間を友だちには選ぶな。過ちを犯したことに気がついたら、すぐに改めることだ」 この前に、 […] 続きを読む
千乗(せんじょう)の国道びくに、事を敬して信、用を接して人を愛し、民を使うに時を以てす。(学而)|1月7日 公開日:2020年1月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 千乗(せんじょう)の国道びくに、事を敬して信、用を接して人を愛し、民を使うに時を以てす。(学而) 道千乗之国、敬事而信、節用而愛人、使民以時。 「諸侯の国を治めるには、なにごとにもよらず慎重にして人民の信頼を失わないこと […] 続きを読む
曾子曰く、吾日に吾が身を三省す。(学而)|1月6日 公開日:2020年1月6日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 曾子曰く、吾日に吾が身を三省す。(学而) 曾子曰、吾日三省吾身。 「わたくしには、一日に何回もじぶんの行ったことについて反省する、曾子は語った」 曾子は孔子の高弟、姓は曾、名は参(しん)、師より四十六歳年少で俊才で、誠実 […] 続きを読む
巧言令色、鮮なし仁。(学而)|1月5日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月5日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 巧言令色、鮮なし仁。(学而) 巧言令色、鮮矣仁。 「うまいことをいい、顔色はやわらげて媚びへつらう手合いに限って、仁とはほど遠いものだ」 ”仁”は孔子の最も評価していた道徳であり、人間の根本の道である。だから、うまいこと […] 続きを読む
君子は本を務む。本立ちて道生ず。(学而)|1月4日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は本を務む。本立ちて道生ず。(学而) 君子務本。本立而道生。 「君子はなによりも根本を重視する。根本が定まってはじめて道が開ける」 孔子の弟子のひとり有子のことばである。姓は有。名は若。容姿が孔子に似ていたので、孔子 […] 続きを読む
朋、遠方より来たるあり、亦た楽しからずや。(学而)|1月2日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 朋、遠方より来たるあり、亦た楽しからずや。(学而) 有朋自遠方来、不亦樂乎。 「遠いところに住んでいる、心ゆるした友人が、思いがけず、訪ねて来てくれる。なんと楽しいことではないか」 ”有朋自遠方来”は日本では昔から二通り […] 続きを読む
学(まな)びて時にこれを習(なら)う、亦た説(よろこ)ばしからずや(学而)|1月1日 更新日:2020年1月16日 公開日:2020年1月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 学(まな)びて時にこれを習(なら)う、亦た説(よろこ)ばしからずや(学而) 學而時習之、不亦説乎。 「学んでは、折にふれておさらいし、しっかりと身につけておく、なんと喜ばしいことではないか」 『論語』の冒頭にでてくる有名 […] 続きを読む
子之を哭して働す|7月7日のことです 公開日:2019年7月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子之を哭して働す 顔淵死す。子之を哭して慟す。従者曰わく、子働せり。曰わく、働すること有るか。夫の人の為に働するに非ずして誰が為にかせん。(先進第十一) がんえんしす。しこれをこくしてどうす。じゅうしゃいわく、しどうせり […] 続きを読む
言に訥、行に敏|3月9日のことです。 公開日:2019年3月10日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 言に訥、行に敏 子曰わく君子は言に訥にして、行に敏ならんと欲す。(里仁第四) しのたまわく、くんしはことばにとつして、おこないにびんならんとほっす。(りじんだいよん) 【訳】 先師が言われた。 「君子はたとえ口重くても、 […] 続きを読む
信義に近ければ、言復むべきなり|1月14日のことです。 公開日:2019年1月14日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 信義に近ければ、言復むべきなり 有子曰わく、信義に近ければ、言復むべきなり。共礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因ること、其の親を失わざれば、亦宗とするべきなり。(学而第一) ゆうしいわく、しんぎちかければ、げんふむべきなり […] 続きを読む