顔淵死す。子曰く、噫(ああ)、天予(われ)を喪ぼせり。天予を喪ぼせり。|6月29日

顔淵死す。子曰く、噫(ああ)、天予(われ)を喪ぼせり。天予を喪ぼせり。

顔淵死。子曰、噫、天喪予。天喪予。

「顔淵が亡くなった。これをいたく悲しんだ孔子は、こういわれた。ああ、天がわたしをほろぼしてしまったのだ。天がわたしをほろぼしたのだ。」
最愛の弟子顔淵が死んだときの、孔子の悲しみをよく伝えている。このあとすぐに、
「顔淵の死を聞いて、孔子は大声をあげて泣いた。供の者がびっくりして、先生が声をあげて泣いておられるよ、とささやいた。すると、孔子は、そうとも、この人のために声をあげてない泣くのだ、と言われた」という記述がある。

6月29日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

最愛の弟子が自分より先に亡くなる。

どのような深い悲しみだったのでしょうか。

晩年の孔子の悲しみは相当なものだったのでしょうね。

冉伯牛の時もそうでしたがとても人間くささを感じます。

何事も天に通じるものがありますが私を滅ぼしたとまで思う。

なかなかない事です。

今日も一日がんばります。