難いかな、恒有ること|5月10日のことです。

難いかな、恒有ること

子曰わく(しのたまく)、…亡くして有りと為し(なくしてありとなし)、虚しくて盈てりと為し(むなしくてみてりとなし)、約しくして泰かなりと為す(まずしくてゆたかなりとなす)。難いかな(かたいかな)、恒有ること(つねあること)。(述而第七)

【訳】
先師が言われた。「…無いのに有るかのように見せかけ、内容が乏しいのに充実しているかのように見せかけ、貧しいのに豊かのように見せかける者が多いが、どんな時にも変わらないのは甚だ難しいことだねえ」

論語一日一言、5月10日の今日の言葉です。

”いつも変わらない心(恒心)を持ちたい。”と論語コンプリートにあります。

人間の性のようなものでしょうか。

どうしても人に良く思われたいというような願望が人にはあります。

しかし嘘はよくありませんね。

素直で正直でいたいものです。

心構えの揺るがぬ在り方というのはとても難しいですね。

今日も一日がんばります。