道を謀りて食を謀らず|11月4日のことです。

道を謀りて食を謀らず

子曰わく、君子は道を謀りて食を謀らず。耕して餧其の中に在り。学べば禄其の中に在り。君子は道を憂えて貧しきを憂えず。(衛霊公第十五)

しのたまわく、くんしはみちをはかりてしょくをはからず。たがやしてうえそのなかにあり。まなべばろくそのなかにあり。くんしはみちをうれえてまずしきをうれえず。(えいれいこうだいじゅうご)

【訳】
先師が言われた。
「君子は、道を得ようと務めるが、食を得ようとして努めない。田畑を耕しても、時には飢えることがあるが、学んでおれば人間が立派になるので、俸禄は自ずから得られるものだ。君子は道が会得されないのを憂えて、決して貧乏を憂えない」

11月4日、今日の論語一日一言です。

”学問ができるようになれば、食(職)は向こうからやってくる”と論語コンプリートにあります。

志がしっかりとしていれば貧乏も辛くない。

そういうことなんでしょうね。

道からはずれ欲を追う。

それで何が残るのかということを考えなければいけませんね。

少しの物にも感謝できるようにならなければいけませんね。

今日も一日がんばります。