速かならんと欲すること毌かれ|8月30日のことです。

8月30日、今日の論語一日一言です。

子夏莒父の宰となりて政を問う。子曰わく、速かならんと欲すること毌かれ。小利を見ること毌かれ。速かならんと欲すれば則ち達せず。小利を見れば則ち大事成らず。(子路第十三)

しかきょほのさいとなりてまつりごとをとう。しのたまわく、すみやかならんとほっすることなかれ。しょうりをみることなかれ。すみやかならんとほっすればすなわちたっせず。しょうりをみればすなわちだいじならず。(しろだいじゅうさん)

【訳】
子夏が莒父の代官となって、政治について要道を尋ねた。
先師が言われた。
「速やかに成果を挙げようと思うな。目先の利にとらわれるな。無理に早くしようと思えば、目標には到達できない。目先の利にとらわれると、大きなことは完成しないよ」
※莒父 魯の町の名。

政治だけでなく他のことにもいえますね。

急いで成果を得ようとすると、どこかで無理が出ますので結果うまくいかないということはありますね。

毎日、毎日の継続が必要なのでしょうね。

小さな成果ばかりを追っていると大きな成果を逃すのですね。

いつの時代も真理というか基本は一緒ですね。

今日も一日がんばります。