質、文に勝てば則ち野、文、質に勝てば則ち史。文質彬彬として、然る後に君子なり。(雍也)|4月10日

質、文に勝てば則ち野、文、質に勝てば則ち史。文質彬彬として、然る後に君子なり。(雍也)

質勝文則野、文勝質則史。文質彬彬、然後君子。

「内面の質朴さがうわべの飾りのまさっていれば、粗野になる。逆にうわべの飾りが内面的な質朴さにまさると、文書係の役人のように形式だけを重んじるようになる。内面的な質朴さと形式的な体裁がうまくバランスのとれている人こそ、君子といえるのだ」
”史”とは朝廷の文書係。内容よりも形式を重んじる代名詞となっていた。
内容もあり外面も整っているさまを”文質彬彬”という。中国人の名前で”文彬”というのは、ここから由来している。

4月10日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

論語コンプリートには”外見・見かけのよさと中身、実質を兼ね備えたい”とあります。

見かけも良いくて中身を良い。

どっちにかたよっても良くないということですね。

人間の判断はまず外見ですね。

見た目が悪ければそれだけで損します。

外見が良くても中身が伴っていなければがっかりさせます。

両方調うように日々精進することが大事ですね。

今日も一日がんばります。