賜や亦悪むこと有りや|12月13日のことです。

賜や亦悪むこと有りや

賜や亦悪むこと有りや。徼めて以て知と為す者を悪む。不孫にして以て勇と為す者を悪む。訐きて以て直と為す者を悪む。(陽貨第十七)

しやまたにくむことありや。かすめてもってちとなすものをにくむ。ふそんにしてもってゆうとなすものをにくむ。あばきてもってちょくとなすものをにくむ。(ようかだいじゅうなな)

【訳】
「賜(子貢)も憎むことがあるかね」これに対して子貢は答えた。「私は先回りして物事を探っておいて、知ったかぶりする者を憎みます。傲慢でいてそれを勇気だと思っている者を憎みます。人の秘密を暴いて正直ぶる人を憎みます」

12月13日、今日の論語一日一言です。

”君子でも憎む者はいる”と論語コンプリートにあります。

たしかに世の中にはそういう人がいるんでしょう。

しかし、相手は変わらないということを考えると自分を変えて近づかないということが大切なのでしょうか。

そういう人間になりたくはないと思いますが、時には自分がそうなっているかもしれないですね。

気づかなければいけません。

今日も一日がんばります。