礼無ければ
子曰わく(しのたまわく)、恭にして(きょうにして)礼無ければ(れいなければ)則ち労す(すなわちろうす)。慎にして(しんにして)礼無ければ(れいなければ)則ち葸す(すなわちしす)。勇にして(ゆうにして)礼無ければ(れいなければ)則ち乱す(すなわちらんす)。直にして(ちょくにして)礼無ければ(れいなければ)則ち絞す(すなわちこうす)。(泰伯第八)
【訳】先師が言われた。
「恭(うやうや)しくして礼によらないと疲れる。慎んで礼によらないといじける。勇ましくて礼によらないと乱れる。真っ直ぐで礼によらないと人を締め上げることになる」
論語一日一言、5月17日の今日の言葉です。
”礼を忘れずに手本となれ”と論語コンプリートにはありました。
礼がないといろいろと無理があるんでしょうね。
自然体の心がでるのが礼ということもあります。
本当に仁を実践できる人は礼にも通じるのは当然です。
仁がなければ礼もない。
まずは仁の心を持つことが大事なことなんでしょうね。
今日も一日がんばります。