直きを挙げて諸(こ)れを枉(ま)がれるに錯 (お)けば、則ち民服す。(為政)|1月31日

直きを挙げて諸(こ)れを枉(ま)がれるに錯 (お)けば、則ち民服す。(為政)

學直錯諸枉、則民服。

「たとえば、まっすぐな板をそり曲がった板の上に置いてみよ。すると下に曲がった板もまっすぐになる。それと同じ理屈で、正しい人間をひきたててよこしまな人の上に置けば、人民は心から服従するものだよ」
魯国の君主哀公が、どうしたら人民が服従するか?と尋ねたのに、孔子が答えたことば。
孔子はさらに語ついで、
「これと反対に、よこしまな人をひきたてて善人の上に置けば、人民は服従しない」と答えている。

1月31日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

正しい人を上に置く。

どんな優秀な人材でも問題は人間性だということかもしれません。

仕事がどんなにできても人として間違ったやり方では一時のものでしかありませんね。

未来、将来につづくためには正しい人間性の人物を引きたてねばなりません。

佞臣をそばにおくのはいけません。

今日も一日がんばります。