松柏の彫むに後るるを知る
子曰(しのたま)わく、歳寒(としさむ)くして、然る後(しかるのち)に松柏(しょうはく)の彫む(しぼむ)に後るる(おくるる)を知るなり。(子罕第九)
【訳】
先師が言われた。
「寒さが甚だ厳しくなっても、松や柏が他の木のようにしぼまないのがわかる」
※人も苦しみにぶつかって、初めて真価がわかるものだ。柏は檜の一種。
7月2日の今日の論語一日一話です。
論語コンプリートには”困難な時こそ人の真価がわかる”とあります。
苦しむからこそいろいろなことがわかるんでしょうね。
しかし、どうせ苦しむなら新たなチャレンジをして苦しみたいものです。
そこにはじめて想像できない新たなものが出来るような気がします。
時代の変化についていき、さらには新しいことを考えるのに苦しいが無いわけもありませんね。
変わらぬ志をしっかりともって仕事したいものです。
今日も一日がんばります。