松柏の彫むに後るるを知るなり。|2017年7月2日のことです。

2017年7月2日の今日の論語一日一話のつたない感想です。

子曰(しのたま)わく、歳寒(としさむ)くして、然る後(しかるのち)に松柏(しょうはく)の彫む(しぼむ)に後るる(おくるる)を知るなり。(子罕第九)

伊與田覺の解説です。

先師が言われた。
「寒さが甚だ厳しくなっても、松や柏が他の木のようにしぼまないのがわかる」
※人も苦しみにぶつかって、初めて真価がわかるものだ。柏は檜の一種。

論語コンプリートには”困難な時こそ人の真価がわかる”とあります。

苦しい時こそ、その人の人間性は出るものです。

冬の間でも凛と緑をたもつ常緑樹のようになりましょう。

論語はいろんな人の解釈を知ることが楽しみの一つでもあります。

たくさんの本の中で、様々に解釈があります。

自然と自分の言葉として出てくるまでにしたいですね。

今日も一日がんばります。