未だ仁を好む者を見ず

我未だ仁を好む者を見ず

子曰わく、我未だ仁を好む者、不仁を悪む者見ず。(里仁第四)

しのたまわく、われいまだじんをこのむもの、ふじんをにくむものをみず。(りじんだいよん)

【訳】
先師が言われた。
「私はまだ、本心から仁を好む者、不仁を憎む者を見たことがない」

2月21日、論語一日一言の今日の言葉です。

”真に正しく生きようとする者を見たことがない”と論語コンプリートにあります。

人間的(好仁者)非人間的(不仁者)。

仁をを好むことは人間としての生きる喜びを持つことと論語増補版にあります。

仁のはもとから人間が持っている者でそれを否定はできないということなのでしょうか。

いつでも仁でいることは一般人には無理かもしれません。

たくさんの出来事に揺れる感情を抑えることができないし言葉にでなくても顔や態度にでることもあります。

正しく生きるというのはそれほどまでに難しいこと。

しかしそれを思うことは大事なことかもしれません。

今日も一日がんばります。

明るい笑顔の「ありがとう」の架け橋に