政に従うに於て何か有らん
子曰わく、苟くも其の身を正しくせば、政に従うに於て何か有らん。其の身を正しくすること能わずんば、人を正しくすることを如何せん。(子路第十三)
しのたまわく、いやしくもそのみをただしくせば、まつりごとにしたがうにおいてなにかあらん。そのみをただしくすることをあたわずんば、ひとをただしくすることをいかんせん。(しろだいじゅうさん)
【解説】
先師が言われた。
「もし、自分の身を正しくできれば、政治を行うにあたってなんの難しいことがあろうか。しかし自分の身を正しくすることができなければ、どうして人を正しくすることができようか」
8月28日、今日の論語一日一言です。
”政治は自分の身を正すことから始める”と論語コンプリートにあります。
自分自身が正しくなくて人が正しくなることはないんでしょうね。
これは政治に限ったことではなくて組織や家庭でも同じです。
人を正そうとする前に自分。
今日も1日がんばります。