悪くにか名を成さん②|2月20日のことです。

悪くにか名を成さん②

君子は仁を去りて悪くにか名を成さん。君子は食を終わるの間も、仁に違うこと無く、造次にも必ず是に於てし、顚沛にも必ず是に於いす。(里仁第四)

くんしはじんをさりていずくにかなをなさん。くんしはしょくをおわるあいだも、じんをたがうことなく、ぞうじにもかならずここにおいてし、てんぱいにもかならずここにおいてす。(りじんだいよん)

【訳】
「君子は、仁の道から離れてどこで有徳の立派な人物だと称えられようか。君子は、食事をする短い間も仁の行に違うことなく、あわただしい場合でも必ず仁の道により、つまづいてひっくりかえるようなときでも仁の道から離れることはない」

2月20日、今日の論語一日一言です。

”正しければ貧しくても気にすることはない”と論語コンプリートにあります。

仁の道から外れることがないようにする。

これはまた難しいことですね。

日々というのはいつどこでなにがあるかわからないものです。

いつも心は平常心というわけにもいかない。

だから毎日論語や孟子を読み踏みとどまり仁を忘れぬように生きる努力が必要ですね。

明日も一日がんばります。