子曰わく、参や、吾が道は一以て之を貫く。曾子曰わく、唯。子出ず。門人問うて曰わく、何の謂いぞや。曾子曰わく、夫子の道は忠恕のみ。(里仁第四)
しのたまわく、しんや、わがみちはいちもってこれをつらぬく。そうしいわく、い。しいず。もんじんとうていわく。なんのいいぞや。そうしいわく、ふうしのみちはちゅうじょのみ。(りじんだいよん)
【訳】
先師が言われた。
「参(曾子の名)よ、私の道は一つの原理で貫いているよ」
曾先生が「はい」と歯切れよく答えられた。先師は満足げに出て行かれた。他の門人が「どういうことですか」と問うた。
曾先生が答えられた。「先生の道は、忠(まこと)と恕(思いやり)だと思うよ」
”まごころと思いやりで生きたい”と論語コンプリートにあります。
この言葉を言い切れるようになりたいものですね~。
しかし、辛い道でもあるよう感じます。
日々いろいろな出来事が起こりますから。
まだまだ見返りを求める自分がいる限りは難しいですね。
すべては自分のことで人がどうこうではないですね。
昨日はそういう勉強をさせていただきました。
日々の気づきがあとでくるということがあるんでしょうね。
今日も一日がんばります。