回や愚ならず|1月27日のことです。

1月27日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、吾回と言う。終日違わざること愚かなるが如し。退いてその私を省みれば、亦以て発するに足りる。回や愚ならず。(為政第二)

しのたまわく、われかいという、しゅうじつたがわざることおろかなるがごとし、しりぞいてそのわたしをかえりみれば、またもってはっするにたる。かいやおろかならず。(いせいだいに)

【訳】
先師が言われた。
「私は顔回と一日話をしても彼はおとなしく聞いていて、まるで馬鹿のようだ。ところが彼の私生活を見ると、かえって私が教えられることが多い。回は決して馬鹿ではない」

”よく観察しなければ人の才能はわからない”と論語コンプリートにあります。

顔回のような人がたくさんいるわけではありませんね。

孔子様の人徳が顔回のような人を育てているような気もします。

共に学ぶというのはこういうこというのでしょうね。

また、これは実践こそがすべてだと言ってもいます。

これがまた難しいですね。

まずはやってみることが重要ですね。

今日も一日がんばります。