吾知ること有らんや
子曰わく(しのたまわく)、吾知ること有らんや(われしることあらんや)。知ること無きなり(われしることなきなり)。(子罕第九)
【訳】
先師が言われた。
「私はなんでも知っていようか。いや知らないのだ」
6月9日の今日の論語一日一話です。
”自分は物知りではないが、今知っていることを全力で伝えていく”と論語コンプリートにあります。
今日の孟子の”天下の性を言ふや、故のみ”というところはまさにそうですね。
過去の経験事実を基礎にしてすべてのことは成り立っていますから歴史の中から教えることが必要ですね。
それが大事だと感じます。
人生経験の多い人から学ぶことも歴史を知ること。
伝えるためにもたくさんの人の経験から学ぶことも必要です。
知らないことを知る。
今日も一日がんばります。