吾が好む所に従わん
子曰く(しのたまわく)、富にして求むべくんば(とみにしてもとむべくんば)、執鞭の士と雖も(しつべんのしといえども)、吾亦之を為さん(われまたこれをなさん)。如し求むべからずんば(もしもとむべからずんば)、吾が好む所に従わん(わがこのむところにしたがわん)。
【訳】
先師が言われた。
「私は富をどうしても求めなければならないものなら、行列のお先払いでも喜んでしよう。だが、求めてはならないものなら、私はたとえ貧乏をしても自分の好きなことをやりたい。」
4月27日、今日の論語一日一言です。
”富は天からの預かり物。だから自分のやるべきことをやるだけである”と論語コンプリートにあります。
論語増補版には儲かるようならしかっりと儲け、儲からないなら自分の好きなことをやりなさいとありました。
うーん。ここが論語のおもしろいところです。
人それぞれの解釈がある。
伝わる伝わらないもそれは自分の問題ですね。
受け取る相手には関係のないことです。
今日も一日がんばります。