曾子曰わく(そうしいわく)、以て六尺の孤を託すべく(もってろくしゃくのこをたくすべく)、以て百里の命を寄すべく(もってひゃくりのめいをよすべく)、大節に臨んで奪うべからずなり(たいせつにのぞんでうばうべからざるなり)。君子人か(くんしじんか)、君子人なり(くんしじんなり)。
曾先生が言われた
「安心して幼い遺児を預けることができ、また、国政を任せることができ、大節に臨んでも節を曲げることがない人を君子人というのであろうか。いうまでもなく真の君子の人だ」
一尺は一年半。六尺は十四、十五歳の子。昔、諸侯の国は方百里。
加藤清正が前田利家に教わったこの論語を思い出して、泣きながらに秀頼を守ったことを語ったという有名な話があるみたいです。
信念をもってことにあたることの大切さを感じます。
今日も一日がんばります。