君子は義に喩り、小人は利に喩る。(里仁)|3月2日

君子は義に喩り、小人は利に喩る。(里仁)

君子喩於義、小人喩於利。

「君子は義に対して敏感であり、小人は利益に敏感である」
”喩る”とは、敏感に感じとる、または、通暁(つうぎょう)していることである。
ものごとを処理するにあたって、君子は、じぶんの行動が義にかなっているか?ということを問題にする。逆に、小人は、じぶんの行動がソロバンに合うか?と考える。
孔子は、利益追求を最優先する姿勢は君子のとうべき態度ではない、と排斥(はいせき)していた。二月二十六日の章も同工異曲の戒めである。

3月2日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

今はまさに行動が問われる時期なのかもしれませんね。

沢山のことが問題視されている中で自分の行動指針をどこにおくのか。

マスクを転売している人やうわさや風潮に動揺している人。

論語を読むものとしては、中心には義にかなっているかをおきたいものです。

今日も一日がんばります。