君子に三戒有り11月16日のことです

11月16日、今日の論語一日一言です。

孔子曰わく、君子に三戒有り。少き時は血気未だ定まらず、之を戒むること色に在り。其の壮んなるに及んで血気方に剛なり、之を戒むること闘に在り。其の老ゆるに及んでは血気既に衰う、之を戒むること得るに在り。(季氏第十六)

こうしのたまわく、くんしにさんかいあり、わかきときはけっきいまださだまらず、これをいましむることいろにあり。そのさかんなるにおよんでけっきまさにごうなり、これをいましむることたたかいにあり。そのおゆるにおよんではけっきすでにおとろう、これをいましむることうるにあり。(きしだいじゅうろく)

【訳】
先師は
「君子には三つの戒めがある。青年時代には血気がまだ定まらないので、戒むべきは色欲である。壮年時代には血気が甚だ盛んになるので、戒むべきは闘争である。老年時代には血気が衰えてくるので、戒むべきは私欲である」と言われた。

”年代で戒めなくてはならないことも変わる”と論語コンプリートにあります。

色欲、闘争、私欲。

この三つが戒むことの三つなのですね。

私の場合は壮年ということになるのでしょうか。

闘争を抑えなければなりませんね、ムっとくることも多いようにも感じます。

そこでやはり思いやりということが大切になってくるんでしょうね。

中途半端な立ち位置が多くなってきて何を目指しているのかわからなくなる時もありますが、役に立つ人間になるためにやっている自分修行と心得てがんばらなければなりません。

人間は思い描かなければそのようになりません。

今日も一日がんばります。