君に事うるに礼を尽せば
子曰わく、君に事うるに礼を尽せば、人以て諂えりと為すなり。(八佾第三)
しのたまわく、きみにつかうるにれいをつくせば、ひともってへつらえりとなすなり。(はちいつだいさん)
【訳】
先師が言われた。
「君に仕えるのに礼を尽すのは当然であるが、今の人はへつらいだと言う」
2月11日、今日の論語一日一言です。
”人の悪口も自分が正しいと思えば無視したい”と論語コンプリートにあります。
自分より目上の人に礼を尽くす。
それをおべっかをつかっていると感じる人もいる。
人はそれぞれにいろんな感情を一瞬で抱く。
それは自分も同じことでちくりと胸が感じることがある。
人間の本質とはそういう愚かなところがあると知ることが大切なんでしょうね。
今も昔も変わらぬ人の感情。
今日も一日がんばります。