危邦には入らず|5月30日のことです。

危邦には入らず

子曰わく(しのたまわく)、篤く信じて学を好み(あつくしんじてがくをこのみ)、死を守りて道を善くす(しをまもりてみちをよくす)。危邦には入らず(きほうにはいらず)、乱邦には居らず(らんぽうにはおらず)。天下道有れば則ち見れ(てんかみちあればすなわちあらわれ)、道無ければすなわち隠る(みちなければすなわちかくる)。(泰伯第八)

【訳】先師が言われた。
「篤く道を信じて学問を好み、死力を尽くして道を実践する。道を行われない危ない国には入らない。乱れた国には安閑と居られない。天下に道が行われているときには、事えて才能を発揮する。道が行われていないときには、退いて家に隠れる」

5月30日、今日の論語一日一話です。

”自分が正しいと信じた道を歩みたい”と論語コンプリートにあります。

学ぶこの大切さというのはヒシヒシと感じます。

正しいものに人はなぜ魅力を感じるのでしょうか。

人の本能が生きていく上で必要だから正しいものが必要なんでしょうね。

ここで孔子様いっているように正しくないものに人は入らずというのは会社も同じなんだと思います。

やはり不正を公然と行ったり、不平不満ばかりに満ちた会社には人は近寄らないし去っていくとも思います。

ちゃんとしなければなりませんね。

今日も一日がんばります。