千乗(せんじょう)の国道びくに、事を敬して信、用を接して人を愛し、民を使うに時を以てす。(学而)|1月7日

千乗(せんじょう)の国道びくに、事を敬して信、用を接して人を愛し、民を使うに時を以てす。(学而)

道千乗之国、敬事而信、節用而愛人、使民以時。

「諸侯の国を治めるには、なにごとにもよらず慎重にして人民の信頼を失わないこと。ムダを省いて人びとをいつくしむこと、農繁期には労役を課さないことが大事である」
千乗の国とは、周王朝のさだめで戦車千台をだせる大国、すなわち諸侯の国のこと。”時を以てす”とは、農繁期を避けることである。
孔子は、政治に志を立てた人であり、為政者は、①民の信頼を失わない、②税金の無駄遣いをしない、③忙しいときに民を強制労働に駆り出さないことを、政道の原則としていた。

1月7日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

論語コンプリートに”大国を治める方法”とあります。

事業拡大は慎重して社員の信頼を失わないように、無駄な経費を削減し、年末年始や繁忙期を避けるようにすること。

そんなことを言われている気持ちになります。

自分の頭で考えていけるのが論語のいい所でもあります。

人それぞれに捉え方も感じ方も違う。

今日も一日がんばります。