則ち怨に遠ざかる|10月19日のことです。

則ち怨に遠ざかる

子曰わく、躬自ら厚くして、薄く人を責むれば、則ち怨に遠ざかる。(衛霊公第十五)

しのたまわく、みみずからあつくして、うすくひとをせむれば、すなわちうらみにとおざかる。(えいれいこうだいじゅうご)

【訳】
先師が言われた。
「自分に厳しくして、人を責めることがゆるやかであれば、人に怨まれることはない」

10月19日、今日の論語一日一言です。

自分に厳しくすることが自分で腑に落ちて自分自身の中で消化できればよいのですが、人間の弱さは人のせいして逃げていく思考になることですね。

人に厳しくして、自分自身にも厳しい人もいますが怨みを持たれることはあると思います。

自分自身を認め愛しつつ、厳しくもする。

怨まられても気づいてもらいたいという時もありますが難しい問題です。

今日も一日がんばります。