信義に近ければ、言復むべきなり
有子曰わく、信義に近ければ、言復むべきなり。共礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因ること、其の親を失わざれば、亦宗とするべきなり。（学而第一）
ゆうしいわく、しんぎちかければ、げんふむべきなり。きょうれいにちかければ、ちじょくにとおざかる。よるところ、そのしんをうしなわざれば、またそうとするべきなり。（がくじだいいち）
【訳】
有先生が言われた。
「約束してそれが人の正しい道（義）に外れていなければ、約束通りに履み行うべきである。丁寧さが礼にかなっておれば、人に軽んぜられることはない。親族づきあいで、その順序を間違えることがなければ、人として尊ぶべきである」
1月14日、今日の論語一日一言です。
”約束は道理で判断し、人づき合いは礼に気を付ける”と論語コンプリートにあります。
道理にかなっていない約束は守ることが難しい。
というより守れないですね。
礼についても度がすぎるとバカされているようにすら感じる。何事にも節度が大切ですね。
道理に反することなく、節度を守った感謝の表現も大事なんですね。
今日も一日がんばります。
